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障害に負けずパン修業 射水の店の従業員3人職人目標

2/12(月) 20:57配信

北日本新聞

 障害者の就労支援に取り組む射水市八塚(大島)のパン屋「る・ふっくらん」(平井かおる代表)で、障害がある従業員3人がものづくりマイスターによる出前講座を受講している。熟練技能者から技術を学ぶことで一人前のパン職人になることを目指し、今月下旬まで続けられる。

 一昨年1月に開店し、有機栽培の小矢部産大豆を使うなど厳選素材による高品質のパン作りで定評がある。従業員には、知的障害や発達障害がある射水、高岡両市の男性3人が含まれ、仕事を丁寧にこなす半面、作業スピードがゆっくりしている課題も抱えている。

 従業員の将来の自立を見据え、採算が取れるパン職人に育ってもらおうと、平井代表が県職業能力開発協会の若手技能者人材育成支援事業の受講を申し込んだ。ものづくりマイスターで富山市岩瀬天神町の人気店「越中岩瀬ベーカリーみや」を営む宮腰進代表に講師を依頼。昨年10月から毎月数回、指導を受けている。

 宮腰さんは「計量、温度、時間」の三原則を意識して発酵や焼成などを行う大切さを強調。作るパンの大きさに生地を切り分け、重さを量る成形作業も、無駄のない素早い動きで実演して教えている。

 平井代表は「外部講師を迎えたことで、従業員たちがきちんと教わりたいという姿勢で懸命に取り組んでいる。確かな技術を習得してほしい」と期待している。

北日本新聞社

最終更新:2/12(月) 20:57
北日本新聞