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除雪デー、住民総出 連休の県内、きょう大雪の恐れ

2/12(月) 1:29配信

北國新聞社

 3連休2日目の11日、石川県内は冬型の気圧配置が強まり、断続的に雪が降った。各市町は記録的な大雪を受けて一斉除雪デーを実施し、住民が生活道路の雪かきを進めた。県によると、新たに3人が除雪中に重軽傷を負い、負傷者は49人となった。金沢地方気象台は12日には再び大雪になる恐れがあり、夕方までの降雪量は多い所で平地は40センチと予想している。JR北陸線は12日に特急と普通列車計160本の運休が決まり、交通の乱れに注意が必要となる。

 11日午後8時現在の積雪は白山市河内124センチ、加賀市菅谷122センチ、金沢36センチ、珠洲32センチ、七尾24センチ、輪島16センチ。最高気温は未明から早朝に2~7度台を観測した所が多く、冬型の気圧配置が強まった影響で午後に気温が下がった。

 金沢市は2011年以来、7年ぶりに「除雪協力デー」を実施した。時折ふぶく中、同市大工町の市道では住民約40人が圧雪をつるはしで砕き、スコップでどかした。

 北陸線は11日、金沢-敦賀間で普通列車の本数を7割程度に減らし、38本が運休した。IRいしかわ鉄道は普通列車2本が運休し、6本が最大62分遅れた。約700人に影響した。

 金沢地方気象台によると、北陸地方の上空約5千メートルには5日からの大雪と同程度となる氷点下36度以下の強い寒気が流れ込み、13日にかけて強い冬型の気圧配置が強まる。県内は13日まで大雪の恐れがある。

 12日午後6時までの24時間降雪量は、多い所で平地は加賀、能登とも40センチ、山地は加賀70センチ、能登50センチと予想される。その後も雪は降り、13日午後6時までの24時間降雪量は多い所で50~70センチと見込まれる。波の高さは5~6メートルとしける。

 気象台は、風雪で見通しが悪くなることや、路面と水道管の凍結、雪崩に警戒を呼び掛けている。屋根からの落雪や、除雪作業中の事故にも注意を求めている。

 JR北陸線は12日、大阪方面の特急サンダーバード全50本、名古屋方面の特急しらさぎ全32本がそれぞれ運休する。普通列車は、金沢-福井間で列車の本数を7割程度に減らし、福井-敦賀間で始発から運行を見合わせ、78本が運休する。北陸新幹線は平常通り運行を予定する。

 中日本高速道路は、北陸自動車道の木之本-朝日インターチェンジ(IC)間と東海北陸自動車道の美濃-荘川IC間は13日朝にかけて、大雪で通行止めになる可能性があるとして利用を控えるよう呼び掛けた。やむを得ず利用する場合は、冬用タイヤやチェーンを早めに装着するよう求めている。

北國新聞社

最終更新:2/12(月) 2:24
北國新聞社