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能登島観光で愛育む 東京の高田さん夫婦、ツアーきっかけに結婚

2/12(月) 1:29配信

北國新聞社

 七尾市能登島で開催されている観光ツアーに参加し、島での農業体験などを通じて交際を発展させた都内の2人が結婚した。夫婦は10、11日に行われたツアーにも参加し、島の祝い事に欠かせない雨乞(あまごい)太鼓で、住民の心温まる祝福を受けた。感激した2人は「能登島に親戚ができたよう。これからも島との縁を大切にしたい」と晴れやかな笑顔を見せた。

 能登島のツアーで愛を育んだのは、東京都大田区に暮らす高田大輔さん(35)と佳世さん(34)である。大輔さんが2015年5月から、能登島観光協会青年部が企画、運営する島暮らし体験ツアー「うれし!たのし!島流し!」に参加し始めた。

 島流しツアーは年4回開催され、青年部を中心に地元住民が積極的に関わり、島ならではの食事や農業体験が楽しめる。住民のぬくもりに魅了された大輔さんは、多くの人に能登島の良さを知ってもらおうと友人や家族に参加を呼び掛けるようになり、16年5月には都内で通っていた写真教室の仲間だった佳世さんを誘った。

 佳世さんもまた、島のとりこになった。次のツアープログラムや思い出などを話すうち、2人の距離は縮まり、交際が始まった。

 島流しツアーは、能登島が政治犯の流刑地だった歴史にちなんでおり、参加者は「流人」と呼ばれる。通年で参加した人は「模範囚」に格上げされるが、ツアー常連の2人も、4年間で16人を数える模範囚の仲間入りを果たした。昨年12月に都内で挙げた式には、能登島の住民も駆けつけた。

 10日夜、青年部は2人の門出を祝い、模範囚でないと着用できない白のつなぎを贈り、島の祝い事に欠かせない向田雨乞太鼓保存会員による演奏で祝福した。

 大輔さんは「島の人の温かさと豊かな自然をもっと多くの人に伝え、いろんな人が来る島になってほしい」と話し、佳世さんは「親戚付き合いのような親密な関係を深めていきたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:2/12(月) 2:24
北國新聞社