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トランプ米大統領、中東和平で双方の意欲に疑問符

2/12(月) 11:33配信

CNN.co.jp

(CNN) トランプ米大統領はこのほど、イスラエル紙とのインタビューに答え、イスラエルとパレスチナのどちらにも和平成立への意欲が感じられないと主張した。インタビューは11日付の「イスラエル・ハヨム」紙に掲載された。

トランプ氏は「現時点でパレスチナ人は和平を目指していないと思う。そしてイスラエルが和平を目指しているとは必ずしも確信できない」と述べたうえで、米国としては成り行きを見守るしかないと語った。

トランプ政権は昨年末、70年来の米外交政策を覆してエルサレムをイスラエルの首都と認定した。パレスチナ側はこれに強く反発し、米国が中東和平を仲裁する資格を失ったと非難。国連でも認定の撤回を求める決議が圧倒的多数で採択された。

しかしトランプ氏は先月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、エルサレムの首都認定は「交渉の対象外」だと強調した。

インタビューでこの発言について問われると、「エルサレムはイスラエルの首都だということを明確にしたかった」と答え、「具体的な境界については双方の合意を支持する」と語った。さらに「和平合意を達成するには双方が困難な譲歩に応じる必要がある」と述べた。

イスラエルがパレスチナ占領地で進める入植活動については「現在もこれまでも、和平を複雑にしている問題」との見解を示した。これまでの容認姿勢から、入植活動を「和平の障害」と問題視してきた歴代政権の立場に近付いた形だ。

イスラエル・ハヨムは、米共和党の大口献金者でネタニヤフ・イスラエル首相の強力な支持者でもある米富豪、シェルドン・アデルソン氏が所有している。

最終更新:2/12(月) 11:33
CNN.co.jp