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<選抜高校野球>日大三 独自トレーニングにバドミントン

2/13(火) 13:50配信

毎日新聞

 ◇第90回記念選抜高校野球

 第90回記念選抜高校野球大会への出場を決めた日大三(東京)は、独自のトレーニングをいくつも取り入れている。バドミントンもその一つ。バットをラケットに持ち替えての練習は勝手が違うように映るが、選手たちは「野球のプレーにつながる」と話し、時折体育館で汗を流している。

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 バドミントン部の練習に参加するようになったのは約10年前。2011年夏の甲子園の優勝メンバーだった吉永健太朗投手、畔上翔主将(当時)らも取り組んだ。昨年秋にスタートした今のチームも、バドミントン部員に交じって何度も練習している。

 発案した小倉全由監督は「体の使い方に共通点があるし、普段とは違った練習が野球のプレーに生きることがある」と説明する。バドミントンでスマッシュを打つ動きは野球の送球・投球フォームに近く、レシーブの動きは守備に生きるそうだ。

 バドミントン部顧問の桑原淳教諭も「シャトルのスピードは、スマッシュを打った直後と相手に届いた時とで100キロ以上の差ができる。シャトルを打ち返す際の間の取り方は、バッティングにも効果的だと思います」と後押しする。

 1月30日の練習では、バドミントン部員がコートの四隅に打ったシャトルを、野球部員がラケットを差し出して拾ったり、スマッシュを打ち返したりした。バドミントン部員との「真剣勝負」も体験し、飯村昇大選手(2年)は「速いスマッシュでも、手元に来るまで見ていれば取れる。守備の意識と共通している」。バドミントン部員と対等に渡り合った佐藤コビィチニボア選手(同)は「『引きつけて打つ』という、野球でも大切なポイントを学ぶのに役立ちました」と話していた。

 合同練習はバドミントン部員にも刺激を与える。主将の金子風有南さん(2年)は「野球部の選手はバドミントンの練習も真剣で、全力を尽くしている。甲子園でも全力プレーで勝ってほしい」と期待を込めた。【蒔田備憲】

最終更新:2/13(火) 13:50
毎日新聞