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「翼」のような感覚取り戻せず ジャンプ伊藤有希9位

2/13(火) 0:24配信

朝日新聞デジタル

 (12日、平昌五輪ノルディックスキー・ジャンプ女子)

 感覚の狂った「翼」では大きく羽ばたけなかった。助走姿勢に悩んでいた伊藤有希(土屋ホーム)は9位に終わった。

 社会人になって4年目の昨季、W杯初勝利を含む5勝を挙げ、ブレークした。空気抵抗の少ない前傾姿勢で飛び出し、鋭い飛行曲線を描けるようになったからだ。ぶれない「翼」は地道に続けてきた体力強化のたまものだろう。所属先では葛西紀明ら男子選手と同じ練習メニュー。「男子に近いジャンプをしたい。同じトレーニングをしていれば近づけるかな、って」

 だが、今季は助走姿勢がかみ合わない。この日は風にも恵まれず、1回目は94メートル。2回目も93メートルにとどまった。大空を飛ぶ「翼」のような感覚は取り戻せなかった。

 7位に終わり、大泣きしたソチ五輪。その夜、誓った雪辱は果たせず、「4年前よりも悔しい」。

朝日新聞社