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矢沢心&魔裟斗 4年間の不妊治療を著書に 体外受精、流産…

2/13(火) 5:59配信

デイリースポーツ

 格闘家でタレントの魔裟斗(38)と妻でタレントの矢沢心(36)が12日、都内で著書「夫婦で歩んだ不妊治療」(日経BP社刊)の出版記念イベントを開催した。4年間にも及んだ不妊治療を経て、長女を授かるまでの軌跡をまとめた作品。治療を始めた10年前は、まだ「妊活」という言葉もないような時代。矢沢は「不妊治療への理解が深まり、治療しやすい、受けやすい国になれば」と環境が変わることを希望した。

 女性としての大仕事である妊娠&出産に挑んだ妻・矢沢と、それをセコンドとして支えた夫・魔裟斗。著書は“タッグ”として、子供を授かるまで長い間、諦めなかった軌跡をつづったものだ。

 矢沢は「自分たちは遠回りしてしまった。自分の体のことを知ることが大事。早く赤ちゃんを授かるためにも、1歩でも早く動くことが大事」と訴えた。「妊活」という言葉が一般的になってきたとはいえ、さまざまな困難があるのも現実。「妊活と仕事との両立で悩んでいる人も多い。社会的に不妊治療への理解が深まり、治療しやすい、受けやすい国になれば」と思いを明かした。

 トークショーでは、子供を授かるまでの苦労も赤裸々に語った。2人は2007年2月11日に結婚。矢沢は「赤ちゃんは自然にできると思っていた」というが、もともと「多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群」を患っており妊娠しにくい体質だったという。結婚1年後、妊娠しないことが気になり病院で診察を受けたことから妊活が始まった。

 当時はまだ不妊治療への理解が乏しい時代。矢沢は「救いの手はなくトンネルをさまよう感じだった」と振り返った。体外受精にも挑戦。流産も経験した。それでも諦めず、2度目の転院がきっかけとなって、12年6月22日に長女を授かった。その2年後には自然妊娠で次女も誕生した。

 6歳と4歳になった娘の将来について、矢沢は「女子格闘技が盛んになっていますが、絶対にないです」と断言。魔裟斗も「子供が殴られる姿はみたくない」と親心を見せていた。