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ヤマハ発 17年12月期 新興国好調11期ぶり最高益

2/14(水) 7:15配信

SankeiBiz

 ヤマハ発動機が13日発表した2017年12月期連結決算は営業段階から全ての利益が過去最高だった。最終利益は前期比60.9%増の1016億円と初の1000億円超えで、11期ぶりの最高益。新興国の二輪車販売が順調な上、為替相場が円安方向に振れたことが追い風となった。

 売上高は11.1%増の1兆6700億円。主力の二輪車事業は、稼ぎ頭となる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域が所得水準の向上で利幅の大きい高価格帯モデルの需要が高まり、フィリピンやベトナム、タイなどで販売が増えた。

 二輪車のプラットホーム(車台)の共有化により設計・開発などのコスト削減も進み、増益に大きく寄与した。また、船外機やボートを扱うマリン事業も増益を確保したほか、産業用機械・ロボットや電動自転車などの販売も増えた。

 18年12月期見通しは売上高が1.8%増の1兆7000億円、最終利益が1.4%増の1030億円。東京都内で開いた決算会見で日高祥博社長は「二輪車事業の収益性改善と平行し、(ロボットや電動二輪車など)次の成長に軸足を移したい」と述べ、研究開発費や為替などの影響を吸収できる強固な収益体質づくりに努める考えを示した。

最終更新:2/14(水) 7:15
SankeiBiz