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玄松月氏がソウルで歌った歌に隠された3つの事実

2/13(火) 8:41配信

中央日報日本語版

玄松月(ヒョン・ソンウォル)三池淵(サムジヨン)管弦楽団団長は11日、ソウル国立劇場ヘオルム劇場で開かれた北朝鮮芸術団公演で予告なしにステージに登場して『白頭(ペクトゥ)と漢拏(ハルラ)は我が祖国』を歌った。玄松月は「喉風邪をひいて声の状態が良くない」としながらも「団長の体面を保つためにも大きな拍手を送ってほしい」と述べ、観客の呼応を誘導する老獪な姿を見せた。玄氏が舞台に立って歌った『白頭と漢拏は我が祖国』はどのような歌だろうか。

1.韓国政府は公演でこの歌を外してほしいと要請していた

韓国政府は当初、この歌を公演で歌わないよう要請していた。この歌には「太陽朝鮮」〔北では金日成(キム・イルソン)民族と解釈〕など、北朝鮮金氏一族を称賛する歌詞が含まれているためだ。北朝鮮側は歌詞を変えても歌うという意向を伝えてきた。結局、「太陽朝鮮」という部分は「我が民族」に変わった。

2.日本の抗議にも玄氏は「独島(ドクト、日本名・竹島)」と改詞した

玄氏はこの歌の歌詞を「漢拏山も独島も我が祖国です」と改詞して歌った。8日に江陵(カンヌン)アートセンターで開かれた北朝鮮芸術団の公演でも同様だった。一部の日本保守メディアは江陵公演当時、歌詞に含まれた「独島」という部分を問題にし、「北朝鮮が五輪を散々政治利用している」と批判していた。玄氏はこのような批判も意に介さず、再び「漢拏山も独島も我が祖国」と歌った。

3.「光明星3号発射」祝賀曲だった

この歌は北朝鮮が長距離ロケット「光明星3号」の発射に成功した直後に開かれた2013年の牡丹峰(モランボン)楽団新年音楽会の1曲目の歌だった。当時、舞台には長距離ロケット銀河3号の模型が置かれていた。北朝鮮の公演・芸術を専門にしているカン・ドンワン東亜(トンア)大学教授は13日、あるメディアとインタビューで「北朝鮮がこの歌を歌ったのは、統一を印象づけ、韓米関係を分離させようとする意図」と分析した。

玄氏がこの歌を歌う姿を見守っていた金永南(キム・ヨンナム)北朝鮮最高人民会議常任委員長はたびたび涙を拭った。金与正(キム・ヨジョン)労働党中央委第1部部長は満足げな笑顔を見せていた。