ここから本文です

平昌五輪 鬼塚、風に泣き19位 スノーボードスロープスタイル女子

2/13(火) 7:55配信

産経新聞

 メダル候補といわれた鬼塚が19位に沈んだ。平昌の強烈な向かい風にジャンプを乱され、温めてきたはずの技を披露できなかった。ソチ五輪は代表選考に漏れ、迎えた平昌では風に嫌われた。「オリンピック、あんまり好きじゃないなって思います」と苦笑いを浮かべた。

 11日の予選は強風で中止になり、この日の決勝は通常3回の演技で争うのが2回に変更となった。開始は1時間以上遅れたが、風は弱まらない。向かい風と追い風が入り乱れる気まぐれなコースに、ジャンプで転倒者が相次いだ。

 日本のスタッフらは、ジャンプエリアの2カ所にスタッフを置き、無線で各ジャンプ台の風向きを連絡し合った。しかし、「追い風といわれたときに行ったら、向かい風になっていた状態」と鬼塚。あまり効果がなかったという。2本ともジャンプで着地に失敗し、得点を伸ばせなかった。

 決勝の決め技に準備してきた縦2回転横3回転の大技も「出せるところまで全然行かなくて。風がなかったら回せていたと思う」と不満をにじませ、西田崇コーチは「風に負けた」と厳しい表情で語った。

 五輪はまだ終わっていない。SSの雪辱を期すビッグエアの予選に向け、鬼塚は「とりあえず気持ちを切り替えて練習したい」と前を向いた。(岡野祐己)

最終更新:2/13(火) 7:55
産経新聞