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損害回復「捜査目的でない」 大津地裁、盗難被害者が敗訴

2/13(火) 22:17配信

京都新聞

 重機の盗難被害に遭った際、滋賀県警が適切な対応を取らなかったために被害品を取り戻せなかったとして、大津市の産業廃棄物収集会社とその代表が県を相手に計約420万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大津地裁(西岡繁靖裁判長)は13日、原告の請求を棄却した。
 原告は、県警が被害品の保管場所をある程度把握しながら原告側に教えなかったため、結果的に一部以外を再度盗まれたとし、注意義務に違反したと主張。県警側は、詳細な保管場所は把握していなかったとした。
 西岡裁判長は判決で、県警は再度の盗難の時点で詳細な保管場所を把握しておらず、捜査方針は合理的だったと指摘。その上で、犯罪捜査の目的は社会の秩序維持で、被害者の損害回復は直接の目的ではないとして注意義務違反も否定した。

最終更新:2/13(火) 23:31
京都新聞