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五輪・パラ成功へ「おもてなし」学ぶ 川越でボランティアシンポ

2/13(火) 7:55配信

産経新聞

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けたボランティアのシンポジウムが12日、川越市のウェスタ川越で開かれた。大会の成功には海外からの観客への「おもてなし」が重要となっており、約500人の来場者が現役のトップアスリートやスポーツイベントを手がけるディレクターなど専門家の話に耳を傾けていた。

 シンポジウムでは車いすマラソン競技で、パラリンピックに4大会連続で出場している副島正純さんが自らの体験からボランティアの必要性について講演した。副島さんは「日本人は一生懸命サポートしがちだが、海外のボランティアはリラックスして活動している。なかには助けてほしくない人もいるので、本当に困っている人を助けてあげるのが大事」と話した。

 講演の後には東京マラソンの立ち上げに携わった森村ゆきさん、バリアフリーに特化した旅行商品を手がけた観光庁ユニバーサルツーリズム検討委員を務める渕山知弘さん、副島さん、ボランティア体験者がパネルディスカッションを行い、おもてなしついて議論した。

 シンポジウムを見に来た川越市の広田美樹子さん(43)は「普段はサッカーボランティアをしているが、東京五輪もお手伝いしたいと思っている。今日の話を参考に応募したい」と笑顔で話した。

 東京五輪・パラリンピックは県内でサッカー、バスケットボール、ゴルフ、射撃の4競技が行われる。県内では大会期間中に国内外から100万人以上の観客が来ると見込んでおり、県は今夏に駅や観光地を案内する都市ボランティアを約5400人募集する予定だ。

最終更新:2/13(火) 7:55
産経新聞