ここから本文です

ショートトラックの斎藤慧が陽性反応=冬季日本選手初、暫定資格停止に〔五輪〕

2/13(火) 9:00配信

時事通信

 【平昌時事】平昌五輪のスピードスケート・ショートトラック男子日本代表の斎藤慧(21)=神奈川大=が、ドーピング検査で陽性反応を示したことが13日、明らかになった。冬季五輪の日本勢では史上初めてのケースとなる。
 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日、平昌五輪で初めて薬物違反が発覚したと発表。大会前に実施した検査で利尿効果などがある禁止薬物のアセタゾラミドに陽性反応を示したため、斎藤を暫定資格停止処分とするとした。検査は4日夜に行われ、9日にCASが処分を通知した。
 日本選手団は斎藤のコメントを文書で発表した。それによると、ドーピング違反をする意図はなく、故意に薬物を摂取した事実はないと弁明。1月末に日本国内で行われた検査では陰性だったとし、「結果に驚いている。この薬を使用するメリットも動機もない。身に覚えのないことであり不可解」と潔白を主張した。既に選手村を離れた。
 斎藤は2014年の全日本距離別選手権1000メートルで優勝するなど、10代から期待された有望株。平昌五輪では4人が出場するリレーで補欠の立場だった。
 日本では昨年からドーピングをめぐる問題が相次ぎ、レスリングや競泳で資格停止になる選手が出た。今年1月にはカヌーの選手がライバル選手の飲み物に禁止薬物を混入した不祥事も発覚していた。 
 ◇斎藤慧の略歴
 斎藤 慧(さいとう・けい)神奈川大。神奈川・光明相模原高出。14年世界ジュニア選手権男子3000メートルリレーで銅メダル。同年の全日本距離別選手権は1000メートルで優勝。平昌五輪では姉仁美(ひとみ)とともに、初めて五輪代表入りした。兄と弟もショートトラックの選手。161センチ、55キロ。21歳。神奈川県出身。

最終更新:2/13(火) 12:31
時事通信