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外国人は兵庫でお金を使わない? “日帰りの街”悩む神戸

2/13(火) 19:11配信

MBSニュース

 去年1年間に大阪を訪れた外国人の消費額が、3年前と比べ3.6倍になったことがわかりました。一方で、お隣の兵庫は同じ期間でまさかの減少。なぜ、こんなにも差が開いてしまったのでしょうか。

 民間調査会社によりますと、去年関西を訪れた外国人の消費額は1兆1584億円で3年で2.8倍になったということです。特に好調なのが大阪で約8700億円と3.6倍に。京都も2倍を超える好調ぶりですが、もともと金額の小さい兵庫がまさかの2割減少。なぜこんなにも差が開いてしまったのでしょうか?

 【理由1.「日帰りの街」神戸】
 消費額のうち大きな割合を占めるのが宿泊費です。近畿運輸局などが外国人向けの乗車券の利用状況を分析したところ、大阪や京都では1泊から3泊する人が多いのに兵庫の滞在時間はわずか6.5時間と、多くの人が「日帰り」している実態が明らかになっています。

 「滞在時間をいかに増やしていくかは課題。大阪や京都へ来ている人への情報発信を検討していきたい」(神戸観光局 小泉外茂男常務理事)

 【理由2.中国人が来ない!】
 観光庁の調査によると、日本を訪れる外国人のうち最も消費額が多いのが中国人です。神戸を訪れるのは1人あたりの消費額が少ない韓国や台湾の人が多く、中国人の割合は少ないといいます。

 「神戸・元町の中華街に来ています。平日ということもあり、外国人旅行客はまばらです」(渡紗也子記者リポート)

 神戸を代表する観光地の1つは中華街の南京町ですが、確かにわざわざ自分の国と似た街並みに遊びに行こうという旅行者は少ないかもしれません。

 「SNSの時代でもあるので、割引キャンペーンとかプレゼントキャンペーンの情報を、直接旅行中の方に発信するなどして、中国人に向けて取り組んでいきたい」(神戸観光局 小泉外茂男常務理事)

 神戸観光局は今後、中国の旅行社などへのプロモーションを強化していくとしています。

MBSニュース

最終更新:2/13(火) 19:45
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