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<韓国>朴槿恵氏親友 崔被告に懲役20年判決 ソウル地裁

2/13(火) 17:05配信

毎日新聞

 【ソウル大貫智子】韓国の前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告(収賄罪などで公判中)の親友で、国政介入事件で職権乱用罪などに問われた崔順実(チェ・スンシル)被告に対する判決公判が13日、ソウル中央地裁で開かれ、懲役20年、罰金180億ウォン(約18億円)=求刑・懲役25年、罰金1185億ウォン=を言い渡した。崔被告側は不服として上訴する方針。判決では朴被告との共謀関係を相当部分認めており、朴被告の量刑にも影響を及ぼしそうだ。

 起訴状などによると、崔被告は朴被告と共謀し、財閥企業に対し、事実上私物化していた財団に計約774億ウォン(約77億円)の拠出を強要。また、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(贈賄罪などで公判中)が財団などに拠出した計約433億ウォン(約43億円)の一部を賄賂として受け取った罪などに問われた。

 判決では、財団への拠出について崔被告と朴被告が共謀したとし、「大統領の職権を乱用して企業に出資を強要した」と断定した。一方、李副会長側からの収賄に関しても両被告の共謀を一部認めつつ、「(サムスンの)個別の懸案について明示的、黙示的請託があったと認めるのは難しい」とし、約72億ウォン(約7億円)のみを有罪と認定した。

 また、崔被告が朴被告との個人的な関係を利用して国政を混乱に陥れたとし、「国政介入事件の主な責任は、国民から与えられた地位と権限を私人に与えた大統領と、これを利用して私益を追求した崔被告にある」と指摘し、朴被告の責任の重大さに言及した。

 判決ではこのほか、崔、朴両被告と共謀したとして青瓦台(大統領府)前政策調整首席秘書官、安鍾範(アン・ジョンボム)被告に対し、求刑通り懲役6年の判決を言い渡した。

最終更新:2/13(火) 23:31
毎日新聞