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<経団連>中西・次期会長 安倍政権との「緊密」関係維持

2/13(火) 19:56配信

毎日新聞

 経団連の次期会長に内定した中西宏明・日立製作所会長は13日、榊原定征会長と共同記者会見し、「日本経済は大きな一歩を踏み出す重要な時期にある。デジタル化の波を真正面から受け止め、新たな経済活動を一生懸命やらせていただきたい」と決意を表明した。

 中西次期会長は安倍政権との距離について「経済界と政界が対立することはあってはならない。ただ、いつでも協力できるかというと難しい政治状況もあるし人に依存する面もある」と慎重な姿勢を示しながらも、榊原経団連が築いた安倍政権との友好関係を引き継ぐ考えを示した。会員企業へ政治献金の呼びかけも続けるとした。

 原子炉メーカーの日立は英国へ原発を新設する計画があり、日英政府が支援する方針を示している。原発再稼働を進める安倍政権との関係も注目されるが、中西次期会長は「国際的な関係等を含め、国の関与なしに原子力産業が成立するとは思っていない。しっかり立場をわきまえて、対話しながら将来の(事業)構造を作っていくのが大事だ」と述べるにとどまった。

 榊原会長は「中西氏は人格、識見に優れ、卓越した経営手腕、豊富な海外経験をもった名実ともに日本を代表する経営者だ。次期経団連会長に最もふさわしい」とエールを送った。【川口雅浩】

最終更新:2/13(火) 20:01
毎日新聞