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見据える決勝の滑り=平野、余裕の予選3位〔五輪・スノーボード〕

2/13(火) 18:55配信

時事通信

 ハイレベルな滑りが繰り出された男子ハーフパイプ予選は、決勝さながらの熱気を帯びた。ソチ五輪銀メダルの平野は手堅い構成で3位。「確実にできる滑りをした。準備してきたものは(決勝の)本番で決められればいい」。高まる興奮の中で、冷静に自分を見つめた。
 4回転の大技を温存。雪面に吸い付くようにスムーズな滑りで1回目に87点台をマークし、予選通過をほぼ確実にした。2回目は攻めの姿勢。冒頭に5メートル以上も飛び上がるエアを決め、最後は縦2回転、横3回転半の「ダブルコーク1260」を着地。95.25点の高得点にも驚かず、「もともとやろうとしていたこと。予選でのルーティンをやった」。さらりと言ってのけた。
 平野と同じく多方向の4回転を操るホワイト(米国)、バックサイドの大技を持つジェームズ(オーストラリア)がその後に演技。いずれも決め技は使わなかったが、金メダル候補の3人が、高難度の技を繰り出して95点を超えた。「みんな気合が入って、着々と決勝に向けてトライしている。いいことだと思う」。平野は前向きに話す。
 1月には五輪前哨戦とされる賞金大会の「Xゲームズ」で優勝。そのときに初めて成功させた4回転の連続技に、今大会も挑もうと決めている。「自分の滑りができればいい結果になると思う。高い難易度のものを決勝ではやりたい」。じっと勝負の時を見据えた。(時事)

最終更新:2/13(火) 19:31
時事通信