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日本男子、重苦しく=追い上げ実らず転倒〔五輪・ショートトラック〕

2/13(火) 22:48配信

時事通信

 今季のワールドカップ(W杯)第1戦で3位。男子5000メートルリレーは、ショートトラックの日本勢が20年ぶりの五輪メダルを目指す中で最も期待された種目だった。ところが決勝が懸かる予選を前に、逆風が吹いた。
 補欠として選ばれた斎藤慧が禁止薬物に陽性反応を示し、この日公表された。選手の心中は穏やかではなかった。
 45周の勝負。強豪の韓国は力が抜けている。序盤から前に出て米国との2着争いを制する狙いだったが、計算は崩れた。格下のハンガリーが飛ばし、最後尾にいる時間が長く続いた。
 米国を抜いて3番手に上がったものの、前の2チームとの差は開き始めた。「後半になってスピードが上がり、焦った」と吉永。最終盤で必死の追い上げを見せた坂爪が転倒した。「転ぶ可能性もあったけど、追い付かないと勝負できない」との賭けが裏目。地元韓国が五輪新をマークして会場が沸く中、4人は力なくリンクを後にした。
 ドーピング問題の質問には、渡辺が「その件は答えたくない」と話したのみ。重いムードが漂う中、横山は順位決定戦に向けて「いいレースをしたい」と言った。個人種目もある。目前のレースに全力を注ぐしかない。(時事)

最終更新:2/13(火) 22:54
時事通信