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競泳・瀬戸大也がエール「鬼塚雅ちゃんにメダルを取ってもらいたい」

2/14(水) 12:03配信

スポーツ報知

 メダルラッシュ、すごかったですね! 12日の夜は、高木美帆さんのレースをテレビで見ていました。同い年の23歳。応援にも力が入りました。本当にハラハラドキドキでしたが、最後は惜しかったですね…。もう、飛んじゃえ!と思って。

 スピードスケートは、競泳ともすごく似ていると思うんです。例えば、滑っているときの姿勢。腕を振った方が速そうに見えますが、背中に手を回していますよね。空気抵抗を考えているのかなと、すごく気になって。レーシングスーツも水着みたいな感じでピチピチですし。競泳でも、水の抵抗をいかに最小限にとどめるかが大切な要素。まだお会いしたことはないですけど、機会があればいろいろ“取材”してみたい。どこがきついのか、どんなトレーニングをしているのか…。

 僕も大会では複数の種目にエントリーしますが、高木さんのようにオールラウンドをこなすのは、本当に難しいはずです。距離によってペース配分も、使う筋肉も絶対違う。ただ、メダルが1個取れて気持ちもすごく楽になったと思うので、後は楽しんで自分の力を出し切ってもらえたら。そして、もう1個上のメダルを目指してほしいですね。

 メダルを取ってもらいたい選手がもう1人。スノーボードの鬼塚雅ちゃん。早大の後輩で、個人的には一番よく知っている存在です。スロープスタイルの結果はあまり良くなかったですけど、ビッグエアの方が得意そうなので。

 僕にも似たような経験があります。15年の世界水泳は最初が全然ダメで、200メートルバタフライで6位、200メートル個人メドレーが準決勝敗退。メダル候補と言われながら全然取れませんでした。そこから数日間できる限りのことをやって、最後の最後、400メートル個人メドレーで金メダルが取れました。雅ちゃんに声をかけるなら、落ち込まず、起きたことはもう忘れて、できることをやるということを心がけてほしい、ということです。

 冬の五輪の方が天候に左右されたり、失敗が結構多い。見ているのが怖くなりますけど、条件はみんな同じ。強い気持ちを持って、頑張ってほしいと思っています。(リオ五輪競泳男子400メートル個人メドレー銅メダル)

 ◆瀬戸 大也(せと・だいや)1994年5月24日、埼玉・毛呂山(もろやま)町生まれ。23歳。13年世界選手権男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得し、15年大会で2連覇。リオ五輪は同種目で銅メダル。昨年5月に飛び込み選手だった馬淵優佳さんと結婚し、6月に第1子が誕生予定。ANA所属。174センチ、75キロ。

最終更新:2/17(土) 8:56
スポーツ報知