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平昌五輪 東京五輪控えイメージダウン ドーピング陽性反応

2/13(火) 20:04配信

産経新聞

 前夜のメダルラッシュに冷や水を浴びせるようなニュースが飛び込んできた。世界中がドーピングに厳しい視線を注ぐ中、日本は今大会初の陽性反応という不名誉を背負うことになった。東京五輪の開催を2年後に控え、イメージダウンは避けられない。

 陽性反応を示した斎藤慧は意図的な薬物摂取を強く否定している。ショートトラックの川崎努監督も「ドーピングの意識が高く、なぜ陽性となるのか不思議でならない」と首をかしげた。それでも、予備検体を含め禁止物質が検出された事実は重い。裁定結果が出るのは大会後となるが、違反がなかったことを立証するのは簡単なことではない。

 国内では昨年から競泳、自転車などで違反が頻出。カヌーではライバル選手の飲料に禁止物質を混入する事件も発覚した。スポーツ庁も先月、各競技団体を集め注意喚起したばかりだっただけに、鈴木大地長官は13日の記者会見で「非常にショック」と落胆した。

 日本のスポーツ界が誇ってきた「クリーンさ」はもはや過去の話となりつつある。2020年に向け、選手個々の自覚はもちろんのこと、より徹底した対策が求められている。(五輪取材班)

最終更新:2/13(火) 20:04
産経新聞