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イチローや上原も!? メジャーFA選手の所属先が決まらないワケ

2/13(火) 20:35配信

All About

◆100人以上の選手が無所属という異常事態に

日本のプロ野球以上に選手の入れ替わりが激しいアメリカのメジャーリーグ(以下MLB)。ワールドシリーズが終了すると各球団は補強のためにFA選手の獲得に尽力しますが、昨オフから停滞気味になっています。
 
そのため、2017年オフにFA権を取得した選手たちで今季の所属先が決まっていない選手は2月7日時点でなんと100人以上というまさかの事態に。その中には日本人メジャーリーガーのダルビッシュ有、イチロー、上原浩治らも含まれています(ダルビッシュはその後、カブスとの契約合意の報道がありました)。
 
いったいなぜ、MLBのFA選手市場がこんなに冷え込んでいるのか……その理由をまとめてみました。
 

◆ネームバリューはあるも、総じてイマイチな今季のFA選手たち

例を見ないほど冷え込んでいる今年のMLBのFA選手市場。そのため多くの識者がその原因を探っていますが、中でも最も多くの理由に挙げられたのは「FA選手たちの質がイマイチ」という声。
 
今年の主なメジャーFA選手たちの2017年成績
●ジェイク・アリエッタ(カブス):14勝10敗、防御率3.53
●ダルビッシュ有(ドジャース):10勝12敗、防御率3.86
●上原浩治(カブス):3勝4敗2S14H、防御率3.98
●J.D.マルティネス(ダイヤモンドバックス):打率.303、45本塁打104打点
●エリック・ホズマー(ロイヤルズ):打率.318、25本塁打94打点
●イチロー(マーリンズ):打率.255、3本塁打20打点
※カッコ内は前所属球団
  
シカゴ・カブスの108年ぶりとなる世界一に大きく貢献したジェイク・アリエッタらがいますが、ご覧の通り、2017年シーズンの成績を見るとどの選手も今一つ。今オフの目玉と言われ、先日カブスと契約を結んだダルビッシュ有でさえもシーズン成績は10勝12敗と負け越しました。この成績に加えて、昨秋のワールドシリーズで露呈した大舞台での勝負弱さもキャンプ直前まで去就が決まらなかった原因になりました。
 
その一方で、来季……つまり2018年のオフにFA権を取得する選手たちが豪華というのも影響していると言われています。
 
2018年オフにはブライス・ハーパー、マニー・マチャドといったスラッガーや、ヒューストン・アストロズのエースとしてチームを悲願の世界一に導いたダラス・カイケルらがFA市場に登場します。この3人は実力がある上に現時点で30歳以下という若さなので、不作とされる今オフに無理して選手を獲らず、来オフのFA選手たちに賭けようとするMLB各球団が多いのも頷けます。
 

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最終更新:2/13(火) 20:35
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