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撥水加工のパールトーンが新事業拠点

2/13(火) 8:01配信

両丹日日新聞

 着物の撥水(はっすい)加工を手がける株式会社パールトーン(本社・京都市右京区、由本敏次社長)が、京都府福知山市三和町みわの長田野工業団地アネックス京都三和に進出する。着物地以外の衣類系生地への撥水加工を展開するなど新事業の拠点として、今年の夏に着工、来年春の操業開始をめざす。

 同社は1929年に長崎県佐世保市で創業。独自のパールトーン加工で繊維に撥水機能を付ける委託加工に取り組み、56年に京都に拠点を移して着物への加工を主軸にしている。資本金5千万円で、従業員数は200人(17年12月現在)。

 京都市内にある2つの工場を統合して着物専用に特化させ、福知山工場では現在開発中の新技術による「人工スエード」「ビロード生地」などの素材への撥水加工で新市場へ乗り出す計画。

 福知山工場は、約4200平方メートルの用地を取得して建設する。施設規模は今後詳細を詰めるが、まずは4億円を投じて19年春からの稼働態勢をつくり、事業の進ちょく状況を見て更に増設する。

 6日に京都府庁で由本社長、山下晃正府副知事、大橋一夫福知山市長、中村敬二府土地開発公社理事長が出席して調印式があり、土地譲渡契約などを結んだ。

 同社は「候補地は府外でも考えたが、伝統産業の着物に関わらせてもらっている企業として、地場の京都でやらせていただきたいという思いがあります。将来的には福知山の地元雇用にも役立ちたい」と意気込む。

両丹日日新聞社

最終更新:2/13(火) 8:01
両丹日日新聞