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支持率81%超えの圧倒的な存在感、ロシア・プーチン大統領。なぜ次の大統領選挙も盤石なのか

2/13(火) 7:01配信

選挙ドットコム

支持率81%超えの圧倒的な存在感、ロシア・プーチン大統領。なぜ次の大統領選挙も盤石なのか

任期満了に伴うロシア大統領選が3月18日に行われます。今のところ昨年12月に出馬を表明したウラジミール・プーチン大統領が支持率で独走しており、4選が確実視されています。今回は、プーチン大統領が盤石である理由と、ロシア大統領選の日本への影響について見ていきましょう。

盤石な理由1  高い支持率

プーチン大統領の当選は確実視されています。それは、第一に、有権者の愛国心に訴える政策に成功し、支持率の上で独走しているからです。その代表例が、2014年のクリミア半島のロシア領への編入でした。

今からすると意外ですが、前回の2012年選挙ではプーチン大統領は大きな逆風にさらされていました。大統領選前にあった下院選で、与党「統一ロシア」が勝利しましたが、選挙で不正があったのではないかという批判が各地で巻き起こり、デモが相次いだのです。その後の支持率も50%台で好調なスタートとはいえませんでした。

しかし、2014年には、プーチン大統領は、欧米諸国やウクライナは違法であると反発しているものの、クリミアがロシア固有の領土であるとしてクリミア半島を支配下に置くことに成功します。その後の世論調査では、プーチン大統領の支持率が70%にまで上昇しました。

その後も支持率を伸ばし、今年1月の調査では、大統領選への立候補表明者の中で、プーチン大統領の支持率は81.1%をマークしています。

盤石な理由2 立候補の難しさ

プーチン大統領の当選が確実視されるもう1つの理由として、大統領選挙における立候補のハードルの高さや、それにちなんだ不正疑惑があります。

まず、立候補するには、ロシア下院に議席を有するなど規模の大きい政党から出馬するか、それ以外の立候補者については条件によって105000人ないし315000人もの署名を集めるなどしなければなりません。そのため、中央選挙委員会によれば当初は67人が立候補を表明しましたが、最終的に立候補できるのは少数にとどまるでしょう。

他にも政権批判を強める立候補表明者がいますが、いずれも支持を集めるには至っていません。

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最終更新:2/13(火) 7:01
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