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しぐさで犬の気持ちがわかる 知っておきたいカーミング・シグナル

2/13(火) 11:10配信

sippo

「怖い」「好き」「遊んでほしい」……。そんな犬の気持ちを、飼い主の多くは、しぐさや様子から判断しています。しかし、その「判断」は、本当に合っているのでしょうか? もしかしたら、人間の都合で解釈し、わかってあげている気になっているだけかもしれません。ここでは、犬がストレスを感じたときなどに出すしぐさについてご紹介します。

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 犬は突然、弧を描くように歩いたり、体をかき始めたりすることがあります。また、元気に遊んでいたはずなのに、急に座り込んだり、伏せたりして飼い主を驚かせることもあります。

 このような行動は、すべて「カーミング・シグナル」と呼ばれるものです。カーミングとは、英語でCalming(落ちつかせる)という意味です。犬は、「ちょっと興奮しすぎちゃった」と感じたときや、相手に「少し落ち着いて!」と伝えたいときに、このような行動をとります。

 カーミング・シグナルは、生まれ付きのものもあれば、社会化期にほかの犬や人と関わりの中で身に付けていくものもあります。そのため、社会化がうまくできていない犬の場合、ほかの犬のカーミング・シグナルに対応できなかったり、適切なカーミング・シグナルを出せなかったりなど、コミュニケーションに失敗してしまうことがあります。

 愛犬にカーミング・シグナルの上手な使い方を教えるためにも、社会化期に多くの犬に会わせ、経験を積ませることが大切です。

カーミング・シグナルの種類

 カーミング・シグナルを提唱したのは、ノルウェーのトゥーリッド・ルーガス氏です。カーミング・シグナルのしぐさの数は、30弱あるいはそれ以上あると考えられています。以下に主要なものをご紹介します。

【主なカーミング・シグナルとその意味】
あくびをする/ストレスを軽減しようとするなどの行為
お尻を上げる/敵意がないことなどを伝える
おなかを見せる/敵意がないことなどを伝える
顔を背ける/「私に注目しないで」などと訴えている
体をかく/「もういい加減にして」などと訴えている
体を振る/「もういい加減にして」などと訴えている
弧を描いて近づく/敵意がないことなどを伝える
視線を外す/「私にストレスをかけないで」などと訴えている
舌をペロッと出す/敵意がないことなどを伝える
地面のにおい嗅ぎ/「私に注目しないで」などと訴えている
座る、伏せる/「興奮しないで」などと訴えている
背中を向ける/「私にストレスをかけないで」などと訴えている
伸びをする/ストレスを軽減しようとするなどの行為
鼻を舐める/敵意がないことなどを伝える

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最終更新:2/13(火) 12:33
sippo