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銀メダル獲得 高木選手の父もガッツポーズ スピードスケート女子

2/13(火) 10:38配信

十勝毎日新聞 電子版

 スピードスケート会場の江陵オーバル(韓国・江陵)では、高木美帆選手の父愛徳(よしのり)さん(60)と母美佐子さん(55)や親戚、出身地・幕別町の飯田晴義町長ら関係者二十数人が声援を送り、喜びを爆発させた。

 高木選手の家族と飯田町長は10日夜に町のパブリックビューイング(PV)で女子3000メートルを観戦後に韓国入り。そろいの青いTシャツやジャンパーに身を包み、高木選手の母校・札内北小学校の児童らから受け取った寄せ書きなどを客席に飾り、緊張した面持ちで滑走を待った。

 オランダ勢らが次々と好記録を出して会場の熱気が上がる中、最終14組で高木選手が登場すると、家族や関係者は「美帆!」「頑張れ!」と背中を押すように懸命に応援した。

 力強い滑りでゴールした高木選手のガッツポーズに呼応するかのように愛徳さん、美佐子さんも両手を掲げた。美佐子さんは「ほっとしたし、うれしい。金メダルには届かなかったけれど、娘がガッツポーズをするときは一番良いレースができたとき。それがうれしくて私もガッツポーズが出ました」と満面の笑み。「お世話になった周囲の方にも恩返しになった」と喜んだ。

 1500メートルはバンクーバー冬季五輪で23位だった種目。その8年後にスピードスケートの女子個人種目では初となる銀メダルをつかんだ。愛徳さんは「スケートを始めたころはこんな選手になるとは思っていなかった。正直にスケートに向き合ってきたことがこういう結果につながったと思う」と快挙を成し遂げた3人きょうだいの末っ子の姿に感慨深げ。そして「これから1000メートルや団体追い抜きなどがある。まだまだ頑張ってほしい」と改めてエールを送った。

 飯田町長は「高木選手が帰国後は(初の五輪出場で受賞した)町民栄誉賞以上の特別な賞や町内での凱旋(がいせん)パレードなどを検討したい」と盛大に祝福する考えを示した。(松村智裕)

十勝毎日新聞