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GT500タイトル奪還へ! 日産GT-R、空力を中心にマシンを全面見直し/スーパーGT

2/13(火) 12:14配信

motorsport.com 日本版

 日産/ニスモは、2月12日に2018年のモータースポーツ活動概要を発表した。その中で日産は、今季はタイトル奪還のため、2018年型の日産GT-R NISMO GT500の空力面を中心に進化させていくことを明らかにした。

2018年型NISSAN GT-R NISMO GT500サイドビュー

 2月12日に公開された、日産/ニスモの2018年モータースポーツ活動概要。そのプレスリリースの中には、2018年型日産GT-R NISMO GT500の進化ポイントについて、下記3つの項目が記されていた。

■車両中央部の空気の流れの最適化をはじめ、更なる空力性能向上

■エンジンの更なる出力と耐久性向上を図ると共に、ドライバビリティを向上

■性能向上した空力及びエンジンを中心に、変更可能な部位は全て見直してトータルで車両性能を引き出すように最適化

 GT500クラスは昨年レギュレーションが変更され、ダウンフォースを約25%削減することが目指された。このため、参戦中の日産、トヨタ(レクサス)、ホンダの3メーカーともマシンを一新することとなった。

 それまでの数年は圧倒的な強さをみせていた日産勢だったが、昨年は開幕戦で全車予選Q1落ちを喫するなど苦戦を強いられることになってしまった。その後、予定を前倒しして2基目のエンジンを導入したり、タイヤ開発にも力を入れるなどしたため、最終戦では#23MOTUL AUTECH GT-Rがポール・トゥ・ウィン。速さと強さを取り戻すことに成功した。

 そして今シーズンは、特に苦戦の原因だったマシンの空力面を中心に手を入れている様子だ。現行レギュレーションではエアロパーツの面で独自開発できる領域は限られているため、大幅な変更というのは難しい。しかしながら、特に車両中央部の空気の流れの最適化を中心に、さらなる空力性能向上を目指していくという。

 続いて、エンジン面も昨年の序盤に苦戦した原因のひとつ。出力と耐久性の向上はもちろん、ドライバビリティも向上させていくという。それ以外にも変更可能な部位は全て見直し。トータル面でのバランスを整えたパッケージに仕上げていくとのことだ。

 先週もマレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで開発テストを行なっており、3月中旬に岡山国際サーキットでの公式合同テストには4台のGT-R NISMO GT500が全車が揃う予定。その時に、ライバルに対してどのようなパフォーマンスを見せるのか、注目である。

吉田知弘