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映画『007』の世界? 中国警察が導入した顔認識システム搭載のサングラスとは

2/13(火) 18:30配信

ホウドウキョク

中国河南省の鄭州市の警察が、新しい『顔認証システム』の運用を開始したという。

すでに街中に張り巡らされている監視カメラに加え、変装しても見抜いてしまうというこの顔認証システムやによって、中国での防犯情勢は一段と高くなっている。

VR用とは違った普通のサングラス

中国事情に詳しいジャーナリストで拓殖大学教授の富坂聰さんに話を聞いた。
(聞き手:ニッポン放送『あさラジ!』高嶋ひでたけ)

中国で顔認証システム搭載のサングラスが導入

高嶋:
中国で広まる顔認証ですが、最近、警察官が犯罪者の顔認証ができるサングラスを掛けて、これが犯罪者逮捕に繋がっているそうです。
大変な効果を上げているということですが、どのようなものなのでしょうか。

富坂:
河南省の鄭州という駅がありますが、そこに出入りする人間を、警官が顔認証ができるサングラスをかけて判別し、犯罪者の取り締まりを開始したということです。

高嶋:
あのバーチャルリアルティの時にかけるような、先がバッと出っ張った、ああいうものではなく?

富坂:
ではなくて、普通のサングラスですね。

高嶋:
普通のサングラスに見えるサングラスで、どういう仕掛けがあるのですか?

富坂:
そこから周りにいる人の顔の情報を取って、後ろにあるコンピューターで照合してその情報を送るわけです。照合して犯罪歴等が出てきたら、捕まえるということになります。
今中国には2つの技術があります。天網という監視カメラと、この顔認証システムです。
どこかの記者が試験的にやってましたけど、この監視の中で悪いことをして逃げてみた。そしたら7分ぐらいで見つかっていました。
やはり、このシステムが今犯罪を抑制しているという話です。

高嶋:
中国では街中カメラがすごいというのはよく聞きますよね。

富坂:
それが「天網」です。

高嶋:
天網という監視カメラがあって、その上、警察官がたちどころにデータのやり取りができるサングラスを掛けて。
どのぐらいの確率で捕まえるのですか?

富坂:
この時やったのは、駅の7箇所で7人が試したら、あっという間に全員が捕まりました。

高嶋:
10割。

富坂:
そういうことですね。
しかも、これは変装しても大丈夫です。サングラスかけてマスクして帽子被っていても出てきます。

高嶋:
分かっちゃうんですか?凄いですね。

富坂:
以前、ウイグルのテロが天安門事件で起きたり、昆明の無差別とかありましたよね。でも最近聞きませんよね?

高嶋:
ええ、確かに。

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最終更新:2/13(火) 18:30
ホウドウキョク