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新戦力の融合進む!尹晶煥監督2年目のセレッソ大阪が今季初タイトルで好発進

2/13(火) 19:31配信

GOAL

仕上がりのよさを見せつけたカップ戦王者

2018年シーズンの幕開けとなった2月10日の富士ゼロックス・スーパーカップ、川崎フロンターレ戦。2017年Jリーグ・ルヴァンカップと天皇杯の2冠王者のセレッソ大阪は、序盤から仕上がりのよさを見せつけた。

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開始20分間は相手にチャンスらしいチャンスを全くといっていいほど作らせず、一方的に押し込んだ。就任2年目の尹晶煥監督は「今季はボールを握りながら相手陣内での時間を長くする」というテーマを掲げているが、思惑通りの展開に選手たちも手ごたえをつかんだことだろう。左MFで先発した新背番号10・清武弘嗣も「相手陣内でボールを握ってる時間が多かったのでそこはすごくよかった。それに(柿谷)曜一朗と(杉本)健勇が前からあれだけ守備をしてくれたので、僕らとしてもやりやすかった」と前向きに評したが、こうした守備意識の高さは1年間の積み上げの賜物と言っていい。

左から右へと揺さぶりをかけ、右に開いた山村和也の折り返しを杉本がキープし、ボランチから飛び込んできた山口蛍が右足で決めた前半26分の先制弾も、実に効果的だった。「あれは理想的な崩し」と清武も話したが、こういうパターンが増えれば得点力も上がる。大いに希望を感じられた前半だった。

後半に入ると、新戦力のヤン・ドンヒョンが柿谷に代わって登場。杉本と長身コンビを形成した。「ドンヒョンは足元もうまいし、競り合いでは高さもあるし、強い。新しい選択肢になると思う」と杉本も話したが、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で屈強な中国・韓国勢と対峙することを考えるとこの組み合わせは有効だ。実際、2人が前に陣取っていたことから、後半2分の清武の2点目も生まれている。チームの新たなオプションになりそうだ。

後半33分の3点目は、同じく新加入の高木俊幸が奪ったゴールだった。山口→ヤンドンヒョン→高木というタテに速い攻めが実った形で、柿谷、杉本、清武という主軸がいなくても得点に持ち込めることを実証したのは大きい。

連戦になれば、どうしてもメンバーを入れ替えなければ戦えない。それを想定して、ゼロックスには帯同しなかった田中亜土夢や片山瑛一ら実績ある選手を補強している。こうした新戦力も今後、陣容に加わってくると見られる。最終的にPKとミスから2点を献上し、守り切れなかったことは課題だったものの、2018年初戦を白星でスタートできたことは大きな収穫と考えていいだろう。

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最終更新:2/13(火) 19:31
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