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ソフトB和田、肩に異変 近く精密検査予定

2/13(火) 11:03配信

西日本スポーツ

 和田毅投手(36)が宮崎春季キャンプ第3クール2日目の12日、左肩違和感のため完全ノースローで調整した。前のクールで違和感を覚えていたもので、近日中に精密検査を受ける予定。13日もノースローを続ける。18日に予定された紅白戦登板は回避し、初実戦は先送り。実績十分の開幕投手候補だが、過去に目立った故障のない箇所だけに慎重にならざるを得ず、調整への影響が懸念される。

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■9日に「嫌な感じ」

 ウオーミングアップを終えた和田はキャッチボールを行う他投手と別に、メイン球場ベンチ裏のトレーナー室で、医師から肩の動きのチェックを受けた。投球を控え、練習はランニングやトレーニングに限定。「いろいろある。肩のバランスが良くない。おかしくなる前にノースローにしようと思った」と説明した。

 第2クール最終日、9日の投内連係で「嫌な感じがした」と言う。休日を挟み今クール初日の11日は通常メニューを消化しつつ、室内練習場でトレーナーを伴い、ネットに向かって軽めの投球で状態を確認する姿も見られた。近日中に精密検査を受ける予定だ。

 直近の投球練習は7日。5日間ブルペン入りしていない。13日もノースロー、14日は休日のため、少なくとも丸1週間、投球練習から離れる。例年、フリー打撃やシート打撃には登板せず、対打者の投球は紅白戦からというスタイル。今春は18日の紅白戦で初実戦の予定だったが「(登板時期を)遅らせてもらうよう、お願いした」と言う。

 「投げようと思ったら投げられるけど、そういう時期じゃない」「投げられなくなる前に、早めに」と大事をとったことを強調。一方で「初めてなので分からない。だから慎重になっている部分もある」とも話した。左肘は昨年5月など3度の手術歴がある一方、肩の不調は早大3年時や米カブス時代の2015年の三角筋炎症ぐらい。投手生命にも関わる箇所で、21日で37歳という年齢を考えても安易な判断は下せない。

 岩崎が首痛から全体メニューに戻ったところでの出来事。トレーニングの合間に和田と話した工藤監督は「そんなに長くかかることはない。慌てることもない。そういう話はした」と見通しを語った。キャンプインに際し、先発陣について「5人は決まっている」と明言。東浜、千賀とともに開幕投手候補に挙がる和田は、左腕で経験豊富という点で代え難い先発の柱だ。

 「和田君ぐらいならブルペンでやっていることを(試合で)表現できる。開幕に間に合わないとかなら別だけど、きっちり仕上げてくれると思う。紅白戦、オープン戦を飛ばそうが問題ない」。指揮官は通常のステップの省略もいとわないほどの信頼を置く。それだけに故障で4勝止まりだった昨季の雪辱を期すシーズンに、和田がどれだけの状態で入れるかは気掛かり。連続日本一を目指すチームへの影響が懸念される。

◆和田の今キャンプ

▼2月1日 初日にブルペン入りし42球。
▼4日 2度目のブルペン。今年初めてと言うスライダーも交え63球。
▼7日 ブルペンで78球。これを手本にと考えたコーチの指示で、育成左腕の長谷川宙が隣のプレートで投球。
▼9日 投内連係で左肩の違和感を覚える。

西日本スポーツ

最終更新:2/13(火) 11:03
西日本スポーツ