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鴨川守る心いつまでも 魚津、サケを呼ぶ会が最後の放流

2/13(火) 17:57配信

北日本新聞

 魚津市を流れる鴨川で30年にわたって環境美化に取り組み、3月で活動を終える「鴨川にもサケを呼ぶ会」(林靖太会長)は13日、同市本町の餌指(えさし)公園で最後の「サケの稚魚を放流する集い」を開いた。村木小学校の4年生が学校で飼育した稚魚約600匹を含む約5600匹を同川に放流。林会長(73)は「子どもたちに、鴨川を大切にする心を持ち続けてほしい」と願った。

 同会は1988年に発足し、当時県内で最も汚れた川の一つとされた同川で清掃活動や村木小児童らとの放流を続けてきた。市民らの協力を得て清流を取り戻し、会員の高齢化や同小が本年度末で閉校することもあって解散する。

 児童20人と教員、会員約10人が参加し、林会長と新タ佳子校長があいさつ。児童代表の濱住愛香さんが「大きくなって戻ってきてほしいという気持ちを込めて放流します」と述べ、片原蓮君と中村柚葉さんが飼育体験を発表した。

 児童が昨年12月に卵をかえして育てた稚魚と、県呉東内水面漁協(寺口憲雄組合長)が提供したものを放流。体長3~5センチの稚魚をバケツで放ち、見送った。

北日本新聞社

最終更新:2/13(火) 18:19
北日本新聞