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【MLB】キャンプイン目前、大谷へ高まる注目度 LA紙が大特集「この男は誰?」

2/13(火) 10:06配信

Full-Count

日本での圧倒的な成績や知人の証言を掲載、高まる地元ファンの関心

 エンゼルスのバッテリー組のキャンプインが迫り、米国の各メディアで大谷翔平投手の特集記事が組まれている。日本で圧倒的な実績を残し、熱狂とともに海を渡る二刀流右腕は、いったいどんな男なのか。地元ファンの関心は高まり続けている。 

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 地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」も大々的な特集を組んだ。タイトルは「ショウヘイ・オオタニ:この男は誰?」。主に日本で大谷と時間をともにしてきた人たちの証言を基に書かれた、まさに「人間・大谷」に迫った内容だ。 

 花巻東高の先輩である菊池雄星投手(現西武)が甲子園を沸かせていた頃、大谷は地元ではすでに超有名な中学生だった。その時の大谷について特集で振り返っているのは、花巻東で同期だった元主将・大澤永貴さんだ。 

 記事では、大沢さんが大谷に初めて会った時について「『これがみんなが話題にしている大谷か』という感じでした」と振り返った上で、「いたずら好きなんです」「彼は面白くて、ちょっかいを出しあうのが好きなんです」「フィールド上とフィールド外での切り替えは見事ですよ」「大谷の性格について、悪く言う人に会ったことがありません。みんな彼のことを応援したくなるんです」と“素顔“について明かしたという。 

 その他、大谷の高校時代の数々の逸話を紹介。高校3年時に160キロをマークしたこと、メジャー挑戦表明を受けて日本ハム以外のNPB球団がドラフト指名を取りやめたことにも触れ、大谷との交渉に挑んだ大渕隆スカウト部長の証言も取り上げた。また、交渉の席では大谷の夢を実現するために日本ハムがどのように貢献できるかをアピールし、二刀流としてプレーさせることを提案したことにも言及している。

米メディアを驚かせた23歳での渡米決断「オオタニの性格を最も明らかにしてくれる」

 大谷は日本のプロ野球で圧倒的な能力を見せつけた。投手としては5年間で通算85試合に登板し、42勝15敗、防御率2.52をマーク。打者としては403試合で打率.286、48本塁打、166打点を記録した。圧巻だったのは、日本ハムが日本一に輝いた2016年。レギュラーシーズンで10勝4敗、防御率1.86、打率.322、22本塁打、67打点を記録しただけでなく、クライマックスシリーズと日本シリーズでも活躍し、チームを牽引した。 

 特集では、二刀流で起用し続けた栗山英樹監督についても紹介。「クリヤマは日本で批判に直面した。しかし、オオタニを両方でプレーさせるという約束を彼は守った」。賛否両論が渦巻く中で、指揮官は大谷の可能性を信じ続け、見事に結果を残したことで批判がやんだことにも触れている。 

 常に真摯に野球と向かい合ってきた大谷。その勤勉さについては、助っ人のブランドン・レアード内野手も証言している。 

「彼はナイスキッドだ。静かだよ。彼は自分がやりたいことをやる。ルーティンがあるんだ」 

「自分が見た中で彼の労働倫理は誰よりも高いと思う」 

「いつも何か、ストレッチやソフトトスなどをしているんだ。野球に関係することを常にしているんだよ」 

 大谷は2年後に渡米すれば巨額の契約を手にできるとされていた。しかし、新労使協定では25歳未満の海外選手の契約が制限されるという状況の中で、渡米することを決めた。夢であったメジャーに挑みたいという気持ちを貫いた形だが、米メディアはこれを驚きを持って伝えた。 

 特集でも「おそらく、オオタニの性格を最も明らかにしてくれるのは、23歳で米国に来るという彼の決断だろう。もし待てば、オオタニは約2億ドル(約216億円)を得ることが出来たかもしれない。その代わり、彼はエンゼルスから230万ドル(2億5000万円)以上の契約金を得た。2018年の彼の最低年俸は54万5000ドル(約6000万円)である」と紹介。その純粋で真っ直ぐな思いを改めて称えている。 

 大谷はどのような男なのか。特集では深く掘り下げているが、実際に「エンゼルス大谷」が始動すれば、さらなる驚きをもたらすだろう。日本でも、常に見るものの想像を超越する結果を残してきた。キャンプインまで、あとわずか。二刀流の衝撃はついに海を渡る。

Full-Count編集部

最終更新:2/13(火) 10:12
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