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二ノ宮敬宇調教師が引退「外から競馬を見たい」

2/13(火) 11:04配信

日刊スポーツ

 JRAの二ノ宮敬宇調教師(65)が今月末で引退することが13日、JRAから発表された。65歳の節目を期に、外から競馬を見たいとの思いから、勇退を決意。定年を前に競馬サークルを去ることになった。

【写真】ショウナンアデラで阪神JFを制した、左から蛯名騎手、国本哲秀オーナー、二ノ宮師

 二ノ宮師は橋本輝雄厩舎で調教助手を務めた後、90年に厩舎を開業。10年目の99年にエルコンドルパサーで凱旋門賞に挑戦。それまでスピードシンボリ(着外)、メジロムサシ(18着)、シリウスシンボリ(14着)と日本のトップホースが挑んでは壁に跳ね返されてきた最高峰レースに、半年間の長期遠征を敢行。日本馬で初めて勝ち負け(2着)を演じる快挙をもたらした。10年にはナカヤマフェスタで凱旋門賞に再度挑戦して2着。ディープインパクト、オルフェーヴルなどに続く世界の扉を開いた立役者だった。

 14年3月には日本調教師会会長に就任。馬場、施設、労務関係の会議を何度も開催し、精力的に競馬サークルの底上げ、東西格差の是正などに尽力。競馬界の発展にも大きく貢献した功労者だけに、引退を惜しむファン、関係者の声が相次ぎそうだ。

 二ノ宮師コメント 毎週の競馬開催に追われ、厩舎開業から28年が過ぎてしまいました。これまで調教師会会長や、海外遠征等、十分な成果は得られませんでしたが、貴重な経験をさせていただきました。突然で申し訳ございませんが、65歳になり、外から競馬を見ようと思い、2月末で退職させて頂きたいと思います。今まで支援していただいた馬主、協力してくれた牧場関係、支えてくれた従業員、応援していただいたファンの皆様に心より感謝いたします。そして、いとおしい馬たちに対しありがとうございました。

最終更新:2/13(火) 11:30
日刊スポーツ

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