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日経平均のトレード戦略--リバウンド狙いで買い増しも

2/13(火) 11:12配信

ZDNet Japan

今日のポイント

急落した日経平均、ここからどうする?
日経平均のテクニカル分析、日足チャートを見て考える
NYダウに、まだ下げ止まり感はない
円高が止まったとはまだいえない状況

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

急落した日経平均、ここからどうする?

 筆者が今、ファンドマネージャーならば、急落した日本株を少し買い増ししたいと考える。とりあえず、2万2500円~2万3000円へのリバウンドを目指してトレードをするだろう。

 筆者には25年間の日本株ファンドマネージャー経験がある。20代で1000億円以上、40代には2000億円以上の日本株運用を担当し、ベンチマーク(比較対象)である東証株価指数を上回る運用実績をあげてきた。

 その間、何回も日経平均株価の急落を経験した。下値を確認できれば、そこからトレードチャンスが生まれる。ファンドマネージャー時代には、急落後に、積極的にトレードを仕掛けた。今まだ、日経平均の下値が確認できたとはいえないが、少し、試し買いを入れてみたいところだ。

 ただ、過去にうまくいった方法が、今回もうまくいくとは限らない。筆者の戦略を参考にトレードする場合も、最終投資判断は、ご自身で行っていただきたい。また、「ここが大底」と決めつけて、過剰な買いポジションを持つべきではない。まだ、テクニカル分析で見て、大底を確認したと言える状況には、なっていない。

日経平均のテクニカル分析、日足チャートを見て考える

 株は、短期は需給、長期はファンダメンタル(景気・企業業績)で、動く。言い換えると、短期は、ファンダメンタルを無視して、需給主導で動く。

 「景気・企業業績が好調で、PER(株価収益率)から見て、日経平均が割安と判断できるのに、売られるのはおかしい」といくら言っても、外国人が売り続ける間、日経平均は下がり続ける。

 NYダウが下げ止まり、外国人の売りが止まれば、日経平均は反発に転じると予想される。先週の東京市場が閉まり、日本が祝日の間、NYダウは、反発が続いた。2月13日の日経平均は、反発して始まる見込みだ。

日経平均日足:2017年10月2日~2018年2月9日

 短期的なトレーディングでは、テクニカル分析を重視する。上の日足チャートを見ると、下げの勢いが強く、まだ下値を確認したと言える状況ではない。2万1000円が目先の下値となる可能性が出始めたところだ。日経平均が、2万2500円から2万3000円にむけて、リバウンドすることを予想し、日経平均インデックスファンドを買ってみたい局面である。

 ただし、米金利上昇で、もう一度NYダウが急落し、日経平均が2万円辺りへ下げる可能性も、頭の隅に置いておく必要がある。日経平均が2万~2万1000円まで下がったときに買い増しできる資金は残しておきたいと思う。

最終更新:2/13(火) 11:12
ZDNet Japan