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元裁判官の陳述書提出 袴田さんの姉、都内で会見

2/14(水) 7:14配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡地裁の再審開始決定を受け釈放された袴田巌さん(81)の姉秀子さん(85)と支援団体「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」(東京)は13日、1968年に一審の静岡地裁で死刑判決に関わり、39年後に無罪の心証を告白した元裁判官の熊本典道さん(80)の陳述書を東京高裁に提出した。

 熊本さんは2007年、一審で無罪の心証を持ちながら、合議の結果、やむなく死刑判決を書いたと明かした。14年にも静岡地裁に上申書を提出するなどしたが、現在は脳梗塞のため福岡市内で療養しているという。支援者はほかに、再審開始を求める753人分の署名も高裁に提出した。

 提出後、秀子さんらが都内で記者会見し、秀子さんは巌さんの最近の様子について「精神的には拘置所にいたまま。再審開始の決定が出れば、本人も変わると思う」と話した。

静岡新聞社