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平昌開会式にサイバー攻撃

2/14(水) 7:55配信

産経新聞

 【平昌=時吉達也】平昌五輪の開会式が行われた9日、開会式を標的にしたコンピューターウイルスにより五輪会場でネットワーク障害などが発生していたことが分かった。ロイター通信が12日報じた。

 平昌五輪組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)はこれまでの会見などでサイバー攻撃があったことを認め、韓国国防省と専門家らによる合同対策チームが調査を進めていると説明。攻撃元や経路は「公表しないのが通常の慣行」として言及していない。

 ロイター通信によると、米国の複数のセキュリティー企業は12日、平昌五輪開会式を狙ったコンピューターウイルス「オリンピック・デストロイヤー」を発見したと発表。同ウイルスがコンピューター上の重要なソフトウエアを削除するなどしたという。

 開会式ではネットワーク障害の影響で、入場券を出力できなくなったり、会場内の通信網がダウンしたりするなどの問題が相次いだ。組織委側は「重要性の低いシステムに影響が出たが、開会式の進行や選手・観客の安全にはまったく影響がなかった」としている。各システムは翌10日午前までに復旧した。

最終更新:2/14(水) 7:55
産経新聞