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Microsoft、「System Center, version 1801」を提供開始

2/14(水) 8:00配信

@IT

 Microsoftは2018年2月8日(米国時間)、運用管理ツールスイートの最新版「System Center, version 1801」の提供開始を発表した。System Center, version 1801では、Linuxモニタリングサポートやユーザーエクスペリエンスの改善、パフォーマンス向上の他、より効率的なVMwareバックアップ、Windows Serverサポートの拡充といった強化が行われている。

 System Center, version 1801は、System Centerの「Semi-Annual Channel(半期チャネル)」での最初のリリースだ。半期チャネルリリースは、新機能を従来より早いペースで提供するもので、18カ月のサポートポリシーが適用される。なおMicrosoftは、より頻度の低い「Long-Term Servicing Channel(LTSC)」でのリリースも継続する。LTSCでは従来通り、5年間のメインストリームサポートと5年間の延長サポートが提供される。

 System Center, version 1801では、「System Center Operations Manager」「Virtual Machine Manager」「Data Protection Manager」の機能強化に重点が置かれている。また、「Orchestrator」「Service Management Automation」「Service Manager」を含むSystem Centerの全てのコンポーネントで、セキュリティ強化とバグの修正に加え、「TLS(Transport Layer Security)1.2」のサポートが行われる。

 System Center, version 1801の主な機能強化、改善は以下の通り。

・Virtual Machine ManagerでのWindows Serverサポート拡充:ネストされた仮想化、ソフトウェアロードバランサーの構成、ストレージのQoS(Quality of Service)構成およびポリシーのセットアップが可能に。またVMware UEFI(Unified Extensible Firmware Interface) VM(仮想マシン)からHyper-V VMへの移行も可能になった。Windows Server, version 1709のサポートに加え、ホスト監視および管理、「フォールバックHGS」、暗号化されたSDN仮想ネットワークの構成、Hyper-V上のLinux Shielded VMの管理、バックアップのサポートが追加された
・Operations ManagerでのLinuxモニタリング:カスタマイズ可能なFluentdベースのLinuxエージェントの追加により、Linuxモニタリングが大幅に改良された。LinuxログファイルモニタリングもWindows Serverログファイルモニタリングに匹敵するものになったという
・Operations ManagerでのWebコンソールエクスペリエンスの向上:System Center Operations ManagerのWebコンソールがHTML5ベースとなり、さまざまなブラウザでのエクスペリエンスとサポートが向上した
・サードパーティーの管理パックの更新と推奨:System Center Operations Managerが拡張され、サードパーティー管理パックの発見と更新が可能になった
・より高速で経済的なVMwareバックアップ:Data Protection Managerのモダンバックアップストレージ技術を使って、VMware VMをより高速にバックアップできるようになった。それによりストレージコストを最大50%削減できるようになったという
・その他:Kerberos認証がサポートされ、多くの管理パックを扱う際のUIの応答性が改善された。Virtual Machine Manager(VMM)では、SLBゲストクラスタの浮動IPサポートが有効になり、VMMクラウドでのストレージQoSが追加された。またSANストレージに拡張されるストレージQoSが追加され、拡張セッションモードでのリモートVM操作が有効になった。非ドメインホストエージェントのシームレス更新が可能になり、ホストリフレッシャーが最大10倍高速化している

最終更新:2/14(水) 8:00
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