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五輪2度「金」ショーン・ホワイト、全開98・50点でトップ通過/スノボ

2/14(水) 7:00配信

サンケイスポーツ

 平昌五輪第5日(13日、フェニックス・スノーパーク)男子予選でソチ五輪銀メダルの平野歩夢(19)=木下グループ=が95・25点の3位、片山来夢(らいぶ、22)=バートン=が90・75点の5位、戸塚優斗(16)=ヨネックス=が80・00点の10位となり、12人で争う14日の決勝に進んだ。ショーン・ホワイト(31)=米国=が98・50点でトップ通過。

 2個の五輪金メダルを持つホワイトが、予選から全開だ。2回目で、代名詞の「ダブルマックツイスト」を含む縦2回転の連続技を披露。98・50点の最高点をたたき出し、トップ通過を果たした。

 「きょうは決勝に進出することがすべて。少し緊張していた」。百戦錬磨のベテランも、4度目の五輪を平常心で臨めるほどずぶとくはなかった。

 “空飛ぶトマト”の愛称をもち、カリスマ的人気を誇るスーパースター。2006年トリノ、10年バンクーバー両五輪で頂点に立ったが、前回ソチ五輪で4位と挫折を味わった。失意から競技への情熱まで失い、ミュージシャンや俳優を経験したが、結局は雪辱を誓って平昌に戻ってきた。

 昨年10月。ニュージーランドで合宿中に空中技に失敗し、額を62針も縫う大けがを負った。それでも1月13日、平昌五輪米国代表選考会を兼ねたコロラド州でのW杯で、100・00点の満点をマークし代表入りを決めた。

 大技をあえて見せなかった平野に対し、31歳のホワイトも最高難度の縦2回転、横4回転の合わせ技は温存。14日の決勝は「お気に入りで幸運の枠」という最終出走で失った頂点を奪い返す。