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<Jヴィレッジ>7月にグラウンドやホテルなど一部再開

2/14(水) 10:43配信

河北新報

 東京電力福島第1原発事故の対応拠点になったサッカー施設、Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)について、運営会社「Jヴィレッジ」は13日、7月28日に一部の運営を再開すると発表した。来年4月予定の全面再開に向け、利用促進を図る。

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 今夏に利用を始めるのは天然芝5面と人工芝1面のグラウンド計6面。雨天練習場やフィットネスジム、アリーナ施設も再開する。

 改装した既存のホテル棟(83室)と整備中の新ホテル棟(117室)を同時に開業させる。新棟は300人収容できるコンベンションホールを備える。グラウンドなどを含め今年4月1日から予約を受け付ける。

 来春までに天然芝2面、人工芝1面のグラウンド、天然芝のスタジアムなどを整備。うち人工芝グラウンド1面が入る国内初の全天候型練習場は、福島県が建設を進める。

 Jヴィレッジは2020年東京五輪に向け、サッカー日本代表の男女両チームが事前合宿で利用する。県庁で記者会見した運営会社の小野俊介専務は「ラグビーなど他競技や音楽行事でも活用してもらえるよう努めたい」と話した。

 内堀雅雄知事は13日の定例記者会見で「Jヴィレッジは復興のシンボル。交流人口拡大や原発事故の風評払拭(ふっしょく)に貢献してほしい」と期待。地元の松本幸英楢葉町長は「Jヴィレッジ復活は双葉地方の復興を後押しする。再始動を盛り上げたい」と談話を出した。

 県と周辺市町村、JR東日本はJヴィレッジ近くに、JR常磐線の新駅を設置する構想を進めている。

最終更新:2/14(水) 16:11
河北新報