ここから本文です

オリD2・K-鈴木、伊藤智スライダー!山田臨時コーチ「曲がり大きい」

2/14(水) 7:00配信

サンケイスポーツ

 オリックス春季キャンプ(13日、宮崎)オリックスのドラフト2位・K-鈴木投手(24)=本名・鈴木康平、日立製作所=が13日、シート打撃に初登板し、打者4人に13球を投げ、無安打に抑えた。キレのあるスライダーで2三振を奪い、大きく鋭く曲がる変化に、他球団スコアラーは「ヤクルトにいた伊藤智仁に近い」と警戒。臨時コーチを務める阪急OBの山田久志氏(69)も「曲がりが大きい」と驚かせた。

 ホームベース手前で、カクンと曲がった。右打者のバットが次々と空を切る。K-鈴木が、シート打撃で切れ味抜群のスライダーを披露。その名の通り、2Kを奪った。

 「横に滑るタイプのスライダーです。いいときはもっとクイっと曲がります。右打者の外や左の外に使うイメージ。まだ納得いっていないです」

 圧巻の投球にも本人は不満げ。100%の状態ならどんな変化を見せるのか。期待は膨らむばかりだ。初の実戦形式の練習では真っすぐとスライダー、カーブ、シュートを投げ分け、打者4人に13球。被安打はゼロで、鈴木昂、縞田の右打者2人から“外スラ”で三振を奪った。

 ネット裏からチェックしていたロッテ・高木スコアラーは「真っすぐの感じで来て、打者の直前で横に大きく曲がる。普通の投手のスライダーより打者からすると分かりづらい」と分析し、「ヤクルトにいた伊藤智(仁)に近い」と、ヤクルトで活躍したスライダーの名手の名を上げた。

 臨時コーチを務める山田氏も「曲がりが大きい。カーブに近い感じだ」と驚がく。1年目なだけに「でも、まだまだこれから。もうワンランク上げていって欲しい」と成長を求めたが、右腕もそのつもり。「プロのレベルは高い。見極められることもあると思う。そのときは、真っすぐで押したり対応していきたい」と気合。そして、「(伊藤智仁さんのスライダーと)一緒じゃなくて、それを越えていきたい」と言い切った。

 先発、中継ぎの適正に関しては「実戦を見て判断していく。どっちでもいける感じがする」と福良監督。“伊藤智スライダー”を越える武器を身につけ、名前通りに三振を奪いまくる。