ここから本文です

韓国国政介入 崔被告に懲役20年 ソウル地裁判決 ロッテ会長も実刑

2/14(水) 7:55配信

産経新聞

 【ソウル=名村隆寛】韓国の前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告(収賄罪などで公判中)の親友で、朴被告と共謀し財界に資金拠出を強要したとして職権乱用や収賄などの罪に問われた女性元実業家、崔順実(チェ・シンシル)被告ら3人に対する判決公判が13日、ソウル中央地裁で開かれ、地裁は崔被告に懲役20年と罰金180億ウォン(約18億円)=求刑・懲役25年、罰金・追徴金計1260億ウォン=の実刑判決を言い渡した。

 また、贈賄罪に問われた韓国ロッテグループ会長、重光昭夫(韓国名・辛東彬(シン・ドンビン))被告に懲役2年6月、追徴金70億ウォン(求刑・懲役4年、追徴金70億ウォン)を、朴槿恵政権で大統領府政策調整首席秘書官を務めた安鍾範(アン・ジョンボム)被告に懲役6年と罰金1億ウォン(求刑同)の実刑判決をそれぞれ言い渡した。

 判決で地裁は、崔被告が朴被告との個人的な関係を利用し、複数の企業に自身が影響力を及ぼす財団への出資を強要、賄賂を集め「国政に幅広く介入した」と指摘。「大統領罷免に至った政治の大混乱を招いた責任は非常に重い」とした。判決は朴被告と崔被告の共謀関係を認めており、朴被告に対しても重刑が科される可能性が高い。

 崔被告は朴被告らと共謀し、「ミル財団」や「Kスポーツ財団」に資金を拠出するよう大企業に強要。ロッテグループなどから多額の賄賂を受け取ったとした。実刑判決を受けた重光被告は身柄を拘束された。

 実刑判決を受けた3被告は、控訴する見通し。

最終更新:2/14(水) 7:55
産経新聞