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北、韓国懐柔さらに 正恩氏が謝意

2/14(水) 7:55配信

産経新聞

 【江陵=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は12日、平昌五輪に合わせ、韓国に派遣していた妹の金与正(ヨジョン)氏ら高官代表団から訪韓の報告を受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領ら韓国側の対応に謝意を表した。南北関係改善に向けた具体策も担当部署に指示した。朝鮮中央通信が13日、報じた。韓国の対応を高く評価することで、文氏の訪朝など韓国の抱き込み戦略をさらに加速させる狙いとみられる。

 金委員長の「特命」を受け、訪韓した与正氏は、文政権との「接触状況や把握した南側の意向、米国の動向」を詳しく報告。金委員長は、韓国が北朝鮮の五輪参加を「格別に重視し、あらゆる誠意を尽くして努力する姿が印象的だった」と指摘した。「五輪を契機に和解と対話の良好な雰囲気をさらに昇華させ、立派な結果を重ねていくことが重要だ」とも述べた。

 12日に韓国から帰還した芸術団のメンバーとも記念撮影し、文氏夫妻ら韓国の観客が「公演に歓呼したと聞き、自分もうれしい」と、満足の意を示したという。

最終更新:2/14(水) 7:55
産経新聞