ここから本文です

「燃え尽き症候群」克服、ホワイト3度目の金 スノボ

2/14(水) 12:29配信

朝日新聞デジタル

(14日、平昌五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝)

 ショーン・ホワイト(米)は大会前の記者会見で米国五輪委員会から贈られた三つの指輪をはめていた。金メダルに輝いたトリノ、バンクーバーはゴールドが刻印されたもの。しかし、4位に沈んだ前回ソチは「参加賞」的な位置づけのものだ。

【写真】決勝2回目でエアを決めるショーン・ホワイト=林敏行撮影

 「ソチのをはめるのは恥ずかしい気持ちもあったけど、考え直したんだ。五輪に出るって、それだけで誇らしいから」

 今から振り返ると、ソチでは「絶対王者」「常勝」の看板が苦痛だった。「燃え尽き症候群だったのかも」。スロープスタイルにも挑み、バンド活動にも精を出していた。どこか集中しきれない自分がいた。

 あれから4年。31歳になった。決勝では1回目から気迫あふれる滑りで94・25点の高得点をマークし、ゴールエリアではヘルメットを放り投げて観客にアピール。2回目で平野に抜かれたが、最後は高難度の大技を次々に決め、三つ目の五輪金メダルをつかみ取った。

朝日新聞社