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<五輪スノーボード>天空の決戦、世界が興奮 平野HP銀

2/14(水) 13:15配信

毎日新聞

 平昌冬季五輪で日本の3人が登場した14日のスノーボード男子ハーフパイプ(HP)決勝。平野歩夢(19)が2大会連続の銀メダルを獲得、片山来夢(らいぶ)(22)も7位入賞の活躍を見せ、現地やテレビ観戦をしたゆかりの地では、大歓声が上がった。

【平野が「銀」】日本勢のエアを写真特集で

 ◇「よく頑張った」地元・新潟でPV

 平野の地元・新潟県村上市で14日に行われたパブリックビューイング(PV)会場では、親戚や市民ら約250人が声援を送った。最高の色のメダルには届かなかったが、「よく頑張った!」と盛大な拍手が送られた。

 「市民の夢と一緒に」との横断幕などが掲げられた会場は超満員。最前列では、平野がソチで銀を獲得した中学3年時の担任、梅沢怜史さん(39)がエールを送った。遠征で教室を空けることが多かったが、同級生から「バック転やって」とせがまれる人気ぶりだった。梅沢さんは「プレッシャーを感じず滑って」と祈り続けた。

 平野は1回目、惜しくもジャンプの着地に失敗。転倒の瞬間、会場に悲鳴が響いたが、すぐに「これから」と鼓舞する声がこだました。

 迎えた2回目。平野は故郷の声援に応えるように、次々と大技を披露し、4回転ジャンプの連続技を決めると、会場は狂喜乱舞。1位の表示が出ると抱き合い喜んだ。

 最後の3回目にライバルの米選手に逆転を許し、会場から一瞬ため息が漏れたが、すぐに「おめでとう!」「よくやった!」と拍手がわき起こった。平野の伯父、田中幸一さん(50)は「本当に感動した。4年後には金メダルを目指してほしい」と語った。【井口彩、堀祐馬】

 ◇片山の祖母は「抱きしめたい」

 片山の出身地・静岡県焼津市の公民館であったPV会場では、7位とメダルは逃したが、集まった市民ら約150人は「よく頑張った」と健闘をたたえた。片山は市内の小学校卒業後、親元を離れて国内有数の屋内ゲレンデがある愛媛県へ移り住んだ。会場で見守った祖母、青嶋芙美代さん(82)は「本人は楽しめたと思う。帰ってきたら抱きしめてあげたい」と話した。【松岡大地】

最終更新:2/14(水) 21:38
毎日新聞