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<五輪ジャンプ>ルンビ、別次元の強さ 女子ノーマルヒル

2/14(水) 13:47配信

毎日新聞

 ◇飛距離、飛型とも高梨を圧倒

 平昌五輪の12日に行われたノルディックスキー・ジャンプ女子では、優勝・ルンビ(ノルウェー)、2位・アルトハウス(ドイツ)、3位・高梨沙羅(クラレ)の3人が表彰台に並んだ。今季のワールドカップ(W杯)個人総合成績と、顔ぶれも順位も同じだった。

 高梨は2回とも103.5メートルで計243.8点。ルンビは105.5メートル、110メートルの計264.6点で、点差は20.8点。飛距離は1メートルあたり2点のため、飛距離換算で約10メートルの差が付いた。1月のW杯第7戦山形・蔵王大会で44.9点、約22メートル分もの大差が付いた時より縮めたが、まだ大きな差があった。

 特に2回目、ルンビは助走のスタートゲートを3段(1.38メートル)も下げながら、高梨の飛距離を上回った。飛距離の差は6.5メートルで、飛距離点で13点差。飛型点でもルンビが2.0点上回った。さらにゲートの位置に応じて得点を加減する「ゲートファクター」は1メートルあたり7点で、ルンビはこの分で9.7点の加点を得た。

 風の条件に応じて得点を補正する「ウインドファクター」は、平昌のノーマルヒルでは秒速1メートルあたり8点で計算する。上位選手はいずれも有利な向かい風を受け、その強さに応じて減点された。2回目の減点は、高梨の2.0点に対して、より「いい風」を受けたルンビは11.0点。結果的にすべての要素を合わせた得点は、2回目だけで高梨とルンビの間に15.7点の差がついた。

 アルトハウスも2回目は高梨よりゲートを2段下げて106メートルを飛んでおり、高梨を5.9点上回った。

 高梨はルンビやアルトハウスとの差について「W杯でもずっとお二方は強く、君臨されていた。順位を分けたのは、ずっとマーレン(ルンビ)さんは調子が上向きで、落ちなかったところかなと思う」と話した。【江連能弘】

最終更新:2/14(水) 13:54
毎日新聞