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長洲未来「スケーター人生短い」 24歳で3回転半成功

2/14(水) 16:00配信

京都新聞

 「スケーターの人生は本当に短いの」。12日のフィギュアスケート団体で、女子の五輪史上3人目となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させた米国の長洲未来が語った言葉が印象的だった。
 日本人の両親を持ち、米カリフォルニア州で生まれ育った24歳。五輪は16歳で迎えた2010年のバンクーバー大会以来8年ぶりだ。
 トリプルアクセルに挑むきっかけも、バンクーバー五輪だった。重圧の中、大技を決めて銀メダルを取った浅田真央さんに刺激を受けた。こつこつ練習を続け、今季からプログラムに組み込めるようになった。
 10代の新星が次々と誕生する女子フィギュア界で、24歳は「ベテラン」と言える。体形変化やけがに苦しみ、早く引退する選手もいる中で、この年齢で新たな技を取り入れるのは大きな挑戦だっただろう。
 「他の選手も諦めないでほしい。私は選手として年(年配)と言われるけど、跳べるようになってうれしい」。高く、美しい大技に込めた思いが伝わったのはアスリートだけでないはず。この日で一番の歓声が、それを証明していた。

最終更新:2/14(水) 16:00
京都新聞