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「カーリングの福山雅治」「最強女子」…これが注目選手

2/14(水) 18:33配信

朝日新聞デジタル

 カーリング男子の日本代表「SC軽井沢ク」に立ちはだかる世界のライバルたちは、個性あふれる選手が目白押しだ。チーム東京の頭脳派3人に、注目すべき選手や見どころを語ってもらった。

【写真】英国女子のスキップ、イブ・ミュアヘッドは「ツヨカワ系」女子。クールにプレーする

■ノルウェーが誇るイケメンは46歳

 日本が14日夜の1次リーグ第1戦で戦うノルウェーは、46歳のスキップ、トーマス・ウルスラードが率いる。「おじさんだけど甘いマスクとバキバキの腹筋で、見る者をひき付ける。カーリング界の福山雅治ですね」。ノルウェーは2014年ソチ五輪は5位、10年バンクーバー五輪は銀メダル。「優勝候補の一角なので、日本はこの初戦をものにできるかどうかが大きい。1次リーグ突破に向けた試金石になりそう」

■米国には「マリオブラザーズ」がいる

 ノルウェーがイケメンなら、米国は「カーリング界のマリオブラザーズがそろう異色のチーム」。赤い野球帽と口ひげがトレードマークのセカンド、マット・ハミルトン(28)の風貌(ふうぼう)はマリオそのものだ。そしてスキップのジョン・シュスター(35)も「実年齢よりもだいぶ年上っぽい見た目で、見方によってはルイージっぽい」。

 そんな米国は一見、強そうではない。「ぽっちゃり体形だし。でも勝負のあやを分かっていて、大事なところでいいショットを決めてくる」という。SC軽井沢クとは2016年世界選手権でも対戦し、壁に当たって跳ね返ってきた石をどう判断するかを巡ってもめて、結局、日本が負けたという因縁もある。平昌で両チームは1次リーグ中盤の第5戦(18日)で対戦するだけに、後半戦に向けたポイントを握る一戦となりそうだ。

■男子の優勝候補はここだ

 「優勝候補はカナダとスウェーデン。3番手はノルウェーで、ダークホースは英国かな」。英国は、平昌で3大会連続五輪出場となる女子のスター選手、イブ・ミュアヘッド(27)の兄グレン(28)と弟トーマス(22)がいるチームだ。「英国には世界大会常連の2チームがあるが、ミュアヘッドのチームが五輪代表の座をつかんだ。勢いがありますね」。日本は15日の第2戦でぶつかる。

■カナダの「世界最強スイープ女子」に注目

 日本から「ロコ・ソラーレ(LS)北見」が出場する女子はどうか。「カナダがアスリート集団で、ばりばりの優勝候補。筋肉ムキムキで『世界最強スイープ女子』といっても過言ではないセカンドのジョアンナ・コートニー(28)に注目してください」

■あの「可愛すぎる」選手、ゲームメイクに円熟味

 そして2010年バンクーバー五輪に19歳で出場した時は、日本でも「可愛すぎる」と一部ファンの間で話題になったイブ・ミュアヘッド率いる英国。14年ソチ五輪の銅メダルを経て、今やすっかり大人の女性の魅力を漂わせ、プレースタイルも円熟味を増しているという。「カーリング発祥の地・スコットランドが生んだツヨカワ系女子。若いときはどんどんテイク(石を強く投げ、相手の石をはじき出すショット)、テイクで押してきたけど、今は場面に応じたゲームメイクが出来る。チームとしても完成度が増している」。カナダ、英国に日本がどう食い下がれるかに注目だ。

 男女とも日本を含めた10チームが出場。総当たりで行う1次リーグの上位4チームが準決勝(男子は22日、女子は23日)に進む。(平井隆介)

朝日新聞社