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NISSHA、売上高2400億円目指す 20年12月期に

2/14(水) 23:15配信

京都新聞

 NISSHAは14日、2020年12月期に売上高2400億円を目指す中期経営計画を発表した。主力のスマートフォンやタブレット端末のパネル用タッチセンサー以外の事業を伸ばし、経営の安定化を図る。
 計画期間は18年12月期から3年間で、目標に「バランス経営の完成」を掲げた。タッチセンサーを含むIT機器は現在、売上高の50%を占めているが、需要の増減が激しいため、IT以外の事業を伸ばすことで割合を40%に低減させる。
 具体的には、自動車の内装材や高機能包装資材、医療機器といった部門を強化する。事業の拡大に向けてM&A(企業の合併・買収)に315億円を投資する。
 一方、タッチセンサーは今後も大手スマホメーカーからの受注を目指すほか、中国メーカーへの技術供与を進めて収益性を高める。
 同日発表した17年12月期連結決算は売上高1595億円、経常利益75億円、純利益67億円だった。決算期変更のため9カ月決算だったが、売上高は過去の12カ月決算と比べても過去最高だった。タッチセンサーが大手スマホメーカーに採用されたことや海外企業3社の買収が貢献した。
 18年12月期も、タッチセンサーの大型受注が続くとみて過去最高の売り上げを見込む。鈴木順也社長は「タッチセンサーは自動車のパネル向けにも広がっていくだろう」と話した。
 ▽株主総会3月23日▽取締役(常務執行役員)井ノ上大輔、同(執行役員)渡邉亘、同(サンテツ技研取締役)安藤誠▽退任 取締役辻良治、同小島健司

最終更新:2/14(水) 23:29
京都新聞