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須崎支えた木原=15キロ増やし、ペアらしく〔五輪・フィギュア〕

2/14(水) 15:26配信

時事通信

 結成3年弱の新米ペアは、五輪2大会連続出場の木原が7歳下の須崎を引っ張ってコンビを深めてきた。団体のSPで出した自己ベストを再び更新してもフリーには進めなかったが、木原は「日本ペアの可能性を少し見せられた」と言った。
 木原は4年前、高橋成美と組んでソチ五輪に出場した。当時シングルから転向して1年。経験豊富な高橋に引っ張られながら、何も分からないまま終わったという。女子を投げたり持ち上げたりするペアは男子が担う役割が大きい。2015年に須崎と組み、今度は自分が支える番だった。
 土台となる体づくりから始めた。ウエートトレーニングで背中と肩回りの広背筋を大きくし、この2年は食事にも気を回した。むらのあった食事量にノルマを設定し、同期のスケーターだった栄養士にカロリーを考えたメニューの助言をもらった。定番は「蒸し鶏胸肉の塩こうじ漬け」。種目を転向したときは「なんでペアに行ったんだ」と言われるほど細身だったが、体重は15キロも増えた。
 須崎を持ち上げるリフトは安定した。一方で膝への負担など反動もあった。ジャンプは体重が増えて高さが出なくなり、胸回りに筋肉が付いたことで軸が太くなった。だからこそ、SPで須崎と並んで3回転ルッツを決めた自分が誇らしい。(時事)

最終更新:2/14(水) 15:29
時事通信