ここから本文です

米情報長官、対北朝鮮「決断の時」 ICBMに危機感

2/14(水) 21:11配信

朝日新聞デジタル

 米情報機関を統括するコーツ国家情報長官は13日、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について、「どのように対応するか、決断の時はこれまでにないほど迫っている」と語った。上院情報特別委員会の公聴会で証言した。

 北朝鮮が米本土を攻撃できる大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成させるまでは「数カ月以内」とポンペオ中央情報局(CIA)長官は今年1月に指摘している。米政府内の危機感を示した発言だ。

 コーツ氏は、金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長が「体制維持には核兵器が不可欠だと信じている」と指摘。平昌(ピョンチャン)冬季五輪をきっかけに韓国に融和攻勢をかけているが、引き続き核・ミサイル実験を続けると予測した。昨年9月に李容浩(リヨンホ)外相が言及した「太平洋上での水爆実験」に踏み切る可能性のほか、生物、化学兵器についても警戒感を示した。

 コーツ氏は「われわれは平和的解決を目指し、さまざまな方法で北朝鮮に最大限の圧力をかけている」と説明。一方で、北朝鮮の核・ミサイルは「米国の存亡に関わる脅威になりうる」と述べた。(ワシントン=峯村健司)

朝日新聞社