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タクシーの乗車需要をリアルタイムに予測 ドコモが「AIタクシー」提供

2/14(水) 20:54配信

ITmedia Mobile

 NTTドコモは、2月15日にタクシー乗車需要を予測するサービス「AIタクシー」を法人企業向けへ提供開始する。対象の車両は東京23区、武蔵野市、三鷹市の東京無線タクシー1350台、名古屋市のつばめタクシーグループ1150台。

AIタクシーの仕組み

 人工知能を活用した同社のリアルタイム移動需要予測技術により、現在から30分後までの未来のタクシー乗車需要の予測結果などをオンラインで配信する。タクシー運行データや気象データ、周辺の施設情報(POI)などをはじめ、リアルタイム版「モバイル空間統計」を活用。性別や年齢層など属性ごとの移動をリアルタイムに把握し、各データを人工知能で分析して10分ごとの乗車需要を予測する。

 人数分布の変化をリアルタイムに把握できる人口統計データと、人工知能を活用したタクシー乗車需要予測のサービスは世界初。

 2016年度から東京23区、武蔵野市、三鷹市や名古屋市で実証実験を行い、一定の効果を確認。利用者の待ち時間短縮や突発的な乗車需要増への対応、各ドライバーの運行を効率化した生産性の向上などが期待できるとしている。

 初期導入費用は30万円から、月額利用料は車両1台あたり900円前後。初期導入費用0円、月額利用料が10万円からの期間限定お試しプランも用意する。

 オンラインで配信するデータは以下の通り。

・営業区域内500m四方ごとの、タクシー乗車台数の予測値
・乗客獲得確率の高い100m四方のエリアの情報
・乗客獲得確率の高い進行方向
・普段よりも人口が多い500m四方のエリア情報

 提供パターンは配車システムベンダーが「AIタクシー」の機能を搭載するシステムを開発し、それをタクシー事業者が利用する場合と、タクシー事業者が「AIタクシー」の機能を搭載したシステムを開発する場合の2種類。また、提供には過去1年以上のタクシー運行データや表示用アプリなどが必要となる。

最終更新:2/14(水) 20:54
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